Portfolio Tags ホワイトゴールド
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イタリア フィレンツェ彫り ルビーリング

Order-018

お客様がお持ちのルビーのリング。昔ながらのデザインのものでルビーがセットされた石座の高さも高く、普段身に着ける事も無く保管していらっしゃったとのこと、今回新たにフィレンツェ彫りのリングへと作り替えてほしいとのご注文を頂きました。
Ring-002のデザインをお気に召して頂いており、こちらのデザインをベースにして今回新たにお作り替えをさせて頂きました。

 

お客様のご要望で、ルースはオーバルサイズの長辺が横位置になるように配置しました。
石の縦のサイズと同じ幅になるように腕の幅を決定して、腕の下部分にかけて緩やかにカーブを描きながら腕の幅が細くなっていくようなフォルムにしています。
腕の幅を石の縦のサイズと同じにすることで、リングに配置されたルースと腕がより馴染み一体感がでてまとまった印象となります。

 

腕全体にはSetaというシルクラインの彫りを入れて、その上から小さな唐草模様をいくつか組み合わせてデザインを装飾しています。
これらの模様はフィレンツェ彫りの代表的な装飾模様です。腕全体に装飾したこれらの模様は、鏡面の輝きとはまた違ってキラキラと繊細で上品に光り輝きます。

 

ルビーをセッティングした石座には花びらの模様を全体的に彫刻しました。ルビーを花びらが優しく包み込んでいるかのようにも見えてきます。
完成品はシンプルなフォルムですが、フィレンツェ彫りをリング全体に装飾することで華やかでクラシカルなリングが完成致しました。

イタリア フィレンツェ彫り カエルペンダントトップ

Order-017

お客様がお持ちの真珠のリング。こちらに使われていた真珠を使ってペンダントトップに作りかえたいとご注文を頂きました。色々ヒアリングをさせて頂く中で、お客様はカエルがお好きなカエルコレクターだということがわかり、それならとカエルのペンダントトップをリクエスト頂きデザイン・制作させて頂きました。

 

真珠のキャップとなるパーツにカエルのあごより上部分の顔をデザインして真珠に被せていますが、完成品は一見するとすぐにカエルであるとはわかりません。
しかしよくよく見るとカエルというさりげないデザインとなることを意識して制作しました。
キャップ部分はカエルの上部分の顔、真珠にあたる場所はカエルの柔らかな体につながっていくアゴ周りをイメージしてデザインしています。真珠のマットで優しい輝き・美しい白さが、カエルの有機的で優しくて柔らかな体をイメージさせます。

 

また、ホワイトゴールドで制作したキャップ部分である顔全体には、「グラニータ」というフィレンツェ彫りを施しています。こちらの彫りをいれることで、金属の輝きが鏡面では無くマットな質感になります。
鏡面の輝きを彫りを入れて抑えることで、金属の色味もより白く見えてきますので、真珠の白い色と金属のキャップが大変よく馴染んでいます。
またカエルの目にはメレサイズのダイヤを留ました。目元にダイヤの輝きを入れることで、カエルらしい愛嬌のある表情になるように仕上げました。

イタリア フィレンツェ彫り マリッジリング

Marriage ring-004

 

8角形のフォルムをしたリングをベースに、フィレンツェ彫りを彫刻したマリッジリング。
8角形のそれぞれの角にあたる部分には、尖ったエッジを無くして触った時の質感や印象を柔らかくするために、丸くくり抜いたような窪みをつけました。

 

リング一周、ぐるりと面で刻んだデザインは、まるで日本の伝統的な切子ガラスの彫刻のようにも見えます。
8面ある板面にはひし形の模様をそれぞれ刻み、中央には光輝く星の模様を彫刻しました。
また、ひし形同士の間に配置された丸い窪みが8面に刻まれた模様を柔らかにぐるりと一周つないでいます。

 

8角のそれぞれの面に刻まれた彫刻がキラキラと光りに反射して輝き、細身のリングですが、身に着けた時に存在感を放ってくれます。
またリングの側面から見た時のフォルムが、柔らかくカーブを描いた美しいフォルムになるように、意識しながらタガネを入れて模様を彫刻しています。
正面から見た時の美しさだけでなく、横や斜めなど様々な角度から見た時の美しさも意識して彫刻を施しました。

 

一点一点手彫りで模様を彫刻しておりますので、機械で彫刻したような左右対称的な精巧さとはまた違ったそれぞれのリングの味や風合いが出て、年月を重ねる毎により愛着を感じ、ご結婚されたお二人の生活がこのリングとともに時間を刻んで頂けたらとても嬉しく思います。

フィレンツェ透かし彫りのダイヤネックレス

Pendant-016

フィレンツェの伝統的な技法、透かし彫り(Traforo Forentino)とフィレンツェ彫り(Incisione)
を施したクラシカルスタイルのダイヤモンドネックレスを制作しました。

 

素材はK18イエローゴールドとホワイトゴールドのコンビジュエリー。
石座とフレームをイエローカラーに、そのイエローを挟みこむようにバランス良くホワイトゴールドカラーを配置して2色のカラーバリエーションを楽しんで頂けるようなデザインとしました。

 

センターダイヤは0.5ct。そのダイヤの周りに、小さなメレダイヤ(0.08ct)を留めています。
メレダイヤが留まっている三角形の金属の盤面はダイヤのサイズギリギリの大きさに透かしていますので、身に着けて頂くとメレダイヤの存在が大変際立ち、肌の上で浮いているかのようにキラキラと輝きます。
透かしのフォルは中央のダイヤを囲むようにデザインしました。その透かし全体のフォルムを見て頂くと太陽やお花のような形が浮かび上がってきます。

 

センターストーンの石座は石を留めた後に、タガネで花びらのようなフォルムに彫刻をしています。
ダイヤモンドを優しく包み込む花びらの様なイメージです。

 

こちらのネックレスは丸いトップのフォルムを際立たせたかったので、チェーンを通すバチカンは設けず、パイプ状の手作りの金具にチェーンを固定して直接本体に設置しました。

イタリア フィレンツェ彫り マリッジリング

Marriage ring-003

 

月桂樹のリーフをモチーフにしたマリッジリングをつくりました。
月桂樹は古代ローマの頃より、「幸福の木」と言われてきたそうです。
身に着けて頂く方に、いつまでも幸福な気持ちを持ち続けてほしいという想いからこちらのリングをデザインをしました。

 

リングに配置されたリーフはとても小さなサイズなのですが、その一つ一つにグラニータ(Granita)というリーフのテクスチャーを表現するフィレンツェ彫りを彫刻しています。
リング全体を柔らかいフォルムのデザインにしたかったので、月桂樹のリーフとリーフをつなぐ部分は、エッジを取り流線的なフォルムにしました。リーフから次のリーフにつながるまで、途切れた印象を持たせないようにグラデーションのように美しく繋げることを意識してデザインしました。

 

3つのリーフを際立たせるために、こちらのリングはリーフ以外の場所は全て彫刻を施さず光らせて仕上げています。
光った部分と、彫りを入れた部分のテクスチャーの違いを楽しんで頂ければ嬉しく思います。

 

月桂樹のリーフを3つ、バランスよく均等に配置しているので、リングを身に着けた時にどの面が指の上に来ていたとしても、小さな月桂樹の葉っぱが指と指の間から顔を出してくれます。

イタリア フィレンツェ彫り マリッジリング

Marriage ring-002

リング全体のフォルムを八角形にデザインした、クラシカルなマリッジリングです。

 

多角形のマリッジリングをデザインするにあたって、リングの淵側から見た丸いフォルムを崩しすぎず、かつ多角形を感じられるフォルムということで何角形のフォルムがよいのだろうかと考えてみたところ、8角形のフォルムにたどりつきました。
側面それぞれの平らな面には、教会の装飾のようなフィレンツェ彫りを彫刻しています。
また8角形の角の部分はエッジを無くしたかったので、柔らかく丸みを持たせるようにクボミをつけました。

 

8角形それぞれの面に彫刻した唐草の模様。その模様を一つずつ、つなげるようにダイヤ型の模様を彫刻しています。
2つ寄り添う唐草の模様、2つを一つに合わせると心(cuore)のデザインが浮かび上がります。
いつまでも心寄り添うご夫婦でいてほしいという願いからこちらの模様をデザインしました。

 

リングの側面、フィレンツェ彫りを施した部分の周囲にはぐるっと一周ミル打ちを施して、よりクラシカルなリングに仕上げています。
またリングの淵、8角形の角の部分に側面のデザインに合わせて、小さな唐草模様を8カ所彫刻を入れており、側面から見た時の美しさも考えてデザインしました。

イタリア フィレンツェ彫り エンゲージリング

Engagement ring-002

フィレンツェのジュエリーの代表的なモチーフ、アカンサスの植物をモチーフにデザインしたエンゲージリングです。
リングの腕の部分にはアカンサスの葉脈模様を彫刻しています。
アカンサスは、日本では「葉アザミ」という名前の植物で、その葉の形の美しさから古くからフィレンツェジュエリーのモチーフとされてきました。
腕のデザインはトップに配置したダイヤモンドに向かってしなやかに寄り添うように、美しくV字にカーブさせたことで女性的でクラシカルなフィレンツェ彫りのエンゲージリングが完成いたしました。

 

ダイヤモンドは植物から穏やかに垂れる花をイメージして、3ピースバランスよく配置しました。
葉脈の彫りを入れた腕の両側面には、連続する三角形の彫り模様を装飾し、そこから繋がる石座まですべての面に彫りを入れていますので、どこから見ても美しく身に着けて頂くことができます。
またエンゲージリングは将来的にリングサイズのお直しができるように、腕の下には彫りは入れずに仕上げております。

 

こちらのリングは上下どちらの向きでもお使いいただくことができます。
上向きにダイヤを配置するか、下向きに配置するかによって付けた時の印象も変わってきますので、その日の気分によって付け替えを楽しんで頂けます。

イタリア フィレンツェ彫り マリッジリング

Marriage ring-001

幾何学的なダイヤ型のフォルムを連続させてデザインしたマリッジリングです。

 

連続させたダイヤ型のフォルムに、より立体感を持たせたいと考えて、フォルムに沿いながらすり出しをして立体感を出しています。
一つ一つのフォルムをヤスリですり出していくと、側面(リングの淵の部分)のフォルムにも影響が出てきますので、側面を見ながらより美しいフォルムになるように考えながら、すり出していきました。
リングの淵を見た時に、ヤスリですり出した場所に出てくるのは山のような形、そのエッジラインをあまりシャープな印象にしたくなかったので、すり出した面も完全な平でなく、少し丸みを持たせて柔らかい印象になるようにしています。

 

ダイヤ型のフォルムの周りには粒の装飾、ミル打ちを施してクラシカルな装いにしました。
またダイヤ型フォルムの面にはSetaというシルクラインの彫りを入れて優しい光を演出しています。
このマリッジリングのデザインは、立体的にすり出した部分のメリハリを楽しんで頂きたいと考えましたので、すり出した面にはあえて彫りを入れずそのまま磨いて光らせています。
身に着けて頂くと、立体的で幾何学的なフォルムを楽しんで頂くことができるかと思います。

イタリア フィレンツェ彫り エンゲージリング

Engagement ring-001

treSensi で初めてデザインしたエンゲージリング第一号になります。
六角形のフォルムをモチーフにデザインしました。
六角形はバランスの取れた形。「調和・安定」を意味するといわれているそうです。
六角形は、その上下左右斜め、どこに配置しても隣に六角形がおさまります。
フィレンツェの透かし彫りにも「ハチの巣」の形に透かしていく技法があり、私もモチーフとしてはとても好きなフォルムです。

 

センターにはダイヤモンドを配置しています。
その両隣に配置した六角形は、一見すると石が留まっているかのようにキラキラと輝きますが、実はその場所には花の模様のフィレンツェ彫りをアクセントとして彫刻しています。
この場所には石を留めることもできますし、画像のように花の模様を彫刻することもできますし、お好きなデザインをお客様にお選びいただくことが可能です。

 

通常エンゲージリングというとダイヤモンドを生かしたシンプルなデザインのものが多いのですが、treSensiではシンプルな中にもデザイン性を重視したアクセントを入れるようにデザインしています。
特別な日にはもちろん日常使いもしていただけるようにとの想いからです。
時代に左右されず、アンティークジュエリーのようにずっと使い続けることのできるジュエリーを創り続けたいと願っています。

フィレンツェ彫りのダイヤとペリドットリング

Order-012

お客様がお持ちのSweet 10のダイヤリングとピアスをお預かりして、フィレンツェ彫りのリングにリフォームをさせて頂きました。

 

お預かりしたSweet 10のリングはプラチナ900製のリングで、日々使用されていく中で歪みや傷などが増えてしまっていたので、今回新たに違うデザインのリングへと作りかえたいというご希望でした。
他に使用する機会の減ってしまったダイヤの留まったピアスも一緒にお預かりして、全部で12ピースのダイヤを使うことになりました。
またお客様のご希望で、お誕生石のペリドットも1ピース組み込んでデザインをさせて頂きました。

 

いくつかデザインをご提案させて頂き、その中で比較的シンプルな一列ストレートに石を配置させたデザインに決定。
中央にお誕生石のペリドット、そしてグラデーションのように大きさの違うダイヤモンドを横一列に配置しました。
大きなサイズのダイヤ6ピースとペリドットは、リング上部に覆輪留めで留め、それ以外のダイヤはラインを切り替えて両サイドに彫り留めで留めています。リング側面はフィレンツェ彫りを入れることを想定して、高さを持たせて制作しました。
その場所に放射状の模様を彫刻し、ミル打ちを入れてクラシカルで華やかな雰囲気に仕立てました。