月桂樹のリーフをモチーフにしたマリッジリングをつくりました。
月桂樹は古代ローマの頃より、「幸福の木」と言われてきたそうです。
身に着けて頂く方に、いつまでも幸福な気持ちを持ち続けてほしいという想いからこちらのリングをデザインをしました。
リングに配置されたリーフはとても小さなサイズなのですが、その一つ一つにグラニータ(Granita)というリーフのテクスチャーを表現するフィレンツェ彫りを彫刻しています。
リング全体を柔らかいフォルムのデザインにしたかったので、月桂樹のリーフとリーフをつなぐ部分は、エッジを取り流線的なフォルムにしました。リーフから次のリーフにつながるまで、途切れた印象を持たせないようにグラデーションのように美しく繋げることを意識してデザインしました。
3つのリーフを際立たせるために、こちらのリングはリーフ以外の場所は全て彫刻を施さず光らせて仕上げています。
光った部分と、彫りを入れた部分のテクスチャーの違いを楽しんで頂ければ嬉しく思います。
月桂樹のリーフを3つ、バランスよく均等に配置しているので、リングを身に着けた時にどの面が指の上に来ていたとしても、小さな月桂樹の葉っぱが指と指の間から顔を出してくれます。