Pendants - treSensi - Page 2
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フィレンツェ透かし彫りのダイヤネックレス

Pendant-011

フィレンツェの伝統的な技法、透かし彫り(Traforo Forentino)とフィレンツェ彫り(Incisione)を全面に装飾して天然石を留めたクラシカルスタイルのネックレスです。

 

トップの円形のサイズは約15mmと大きくはありませんが、装飾を重ねたジュエリーはとても存在感がありますので、身に着けて頂くだけで首元を華やかに彩り、透かし彫りの繊細なデザインを存分に楽しんで頂けるネックレスが完成しました。

 

透かし彫りの工程は、Semino(セミーノ)という種のような形の透かしを盤面にデザインし、ドリルで小さな穴を開けて髪の毛程の太さの糸鋸で、一つ一つの穴を透かしていきます。
裏から表からと、糸鋸をやすりの様に動かしながら慎重に透かしていきます。
見える面全てに装飾を施していくのがフィレンツェスタイルのジュエリーです。
透かし彫りが完成しましたら、その余白にサファイアを直接地金に彫り留めで留めて装飾で満たしていきます。
また、淵のフレームにはフィレンツェ彫りを入れて装飾をしていますので、チェーンから揺れるトップがキラキラ輝いて存在感をはなちます。

 

トップにはチェーンを通すバチカンを設けず、直接チェーンを本体に着けたデザインとなっています。
トップにバチカンを設けていないことで、よりトップの円形フォルムに施された装飾が際立ちます。
チェーンとトップを繋げている、小さなカップ状のパーツも手作りで一つ一つ作っています。

 

フィレンツェ透かし彫り サファイアネックレスはこちら

 

フィレンツェ彫りのカメオネックレス

Pendant-010

南イタリアの港町トーレ・デル・グレコはカメオの有名な生産地です。
この町の歴史ある工房でカメオの芸術家たちが、絵画のように美しいカメオの制作に日々取り組んでいます。
このペンダントに使用しているカメオは、そのトーレ・デル・グレコの工房で制作されたものです。
3つの立体的な花がバランスよく配置された雫型のチョコレート色をしたシェルカメオで、小さなキャンバスの中に立体的な3つの花が美しく彫刻されています。
大きな花が一輪中央に描かれていて、その花につつましくよりそうように他の花が存在しています。

 

カメオの雫型のフォルムに合わせて額縁を創り、柔らかな曲線で構成したフィレンツェ彫りを全体に彫刻しました。
額縁には、上下左右対照の位置にバランスよくガーネットを配置してアクセントとしています。
チェーンを通すバチカンには、カメオのデザインに合わせて花の模様を彫刻しています。

 

カメオの裏面にはこのカメオを制作された職人さんのサインが入っていました。
通常でしたら、裏板で覆うので裏側は見えなくなってしまうのですが、せっかくのサインを隠してしまうのがもったいないと思い、裏面には窓を作ってカメオを彫刻された方の証をいつでも見る事ができるようにしました。

 

フィレンツェ彫り カメオペンダントはこちら

Pendant-009

100年以上前に作られたアンティークジュエリーには、イニシャルが刻まれたものが多くあります。
大事な方のイニシャルが入ったものを身に着ければ、いつも一緒にいられるような気持になれたり。
自分のイニシャルが入ったジュエリーを身に着ければ、自分自身を守ってくれるお守りのような存在になってくれたり。

 

人それぞれの想いがイニシャルには込められています。 そんな想いを形にしてフィレンツェ彫りの技術でイニシャルを彫刻したペンダントを制作しました。

 

K18イエローゴールドの丸いパーツを板材から切り出し、ペンダントトップ本体に溶接しています。
イニシャルが入っている場所は、まず最初にシルクラインを彫刻して、その上から筆記体のイニシャルを彫っています。
シルクラインの上から彫刻することで、イエローゴールド盤面が優しい輝きを放ちます。
またイニシャル部分だけをゴールドにしたことで、イニシャルがシルバーとのコントラストで際立ちます。
アンティークジュエリーのようにクラシカルで優しい印象になるように、筆記体のデザインは柔らかく曲線的なデザインに・・・。

 

イニシャルを引き立てる額縁のようにシルバー本体にフィレンツェ彫りを彫刻しています。
またゴールドのイニシャルの盤面周囲にはミル打ちを施してクラシカルに仕上げています。

 

フィレンツェ彫り イニシャルペンダントはこちら

フィレンツェ彫りのガラスペンダント

Pendant-007

「インプロ―ジョン」というガラスのバーナーワーク技法で、花の模様をガラスの内側に入れ込みました。
使用している「ボロシリケイトガラス」という素材は、ビーカーやフラスコなどの理化学用ガラス製品の素材として使われており、大変強度のあるガラスです。このガラスをルース素材として、ペンダントに仕立てました。

 

ぱっと開いた青い花びら。今まさに花開いている瞬間を閉じ込めたような景色で、見ていると吸い込まれるような不思議な感覚を持ちます。

 

インプロージョンで表現した花の背景は、色ガラスを乗せて色をつけて花を際立たせることもあるのですが、こちらのペンダントの背景は透明ガラスのままなので、お召し頂くお洋服の色合いが背景色となって、花の表情の変化を楽しむことができるかと思います。
花ガラスを包み込んでいる石座の爪のデザインは、波の様に曲線が連続する形となっていて花の表情をより広く見せる事ができるようなデザインとしました。

 

ガラスの直径は約3センチ。身に着けて頂くとしっかりとした存在感を感じて頂けます。またチェーンを通すバチカンのデザインは唐草の装飾をモチーフにデザインして、フィレンツェ彫りを彫刻しています。
チェーンはトップのボリュームに合わせて太めの存在感のあるフィガロチェーンをセットしています。

フィレンツェ彫りのカメオペンダント

Pendant_Brooch-006

イタリアで制作されたシェルカメオを使用した、ペンダントトップ兼ブローチを制作しました。
こちらのシェルカメオ、彫刻されているエレガントな女性が小さな一粒石のネックレスを首元にまとっています。
なかなか今までに見たことのないカメオでしたから、見た瞬間大変気に入りジュエリーの素材として購入しました。

 

カメオのフレーム枠全体にフィレンツェ彫りを彫刻して、額縁のようなイメージで装飾しました。
また彫りの模様とカメオの間にもう少しメリハリが欲しかったので、より線を溶接したことで、よりクラシカルな雰囲気になったかと思います。
バチカンは折りたためる構造になっており、折りたたんでブローチとしてもお使い頂けるように制作しております。

 

私がいつも制作するうえで思うこと。カメオという素材は絵画の様で、その芸術作品を囲むフレームは額縁の様な存在となるようにデザインをしています。額縁は被写体を際立たせて、引き締める存在でなければと思っています。
絵画も額縁との組み合わせ次第でその良し悪しが変わってきます。
フィレンツェ彫りは繊細な模様を彫刻することができるので、カメオという素材と組み合わせる枠としては、とても素晴らしい技術だと思っています。


<SOLD OUT>

フィレンツェ透かし彫りのガラスペンダント

Pendant-005

フィレンツェの伝統的な透かし彫りを施したペンダントで、イタリアフィレンツェの留学がそろそろ終わる頃、日本に帰国する直前に完成させた作品です。
フィレンツェでは「ハチの巣」(Nido d’ape)と言って、六画形に地金を透かしていく技法があります。
このハチの巣の技法を使ってイタリアの留学生活の最後に何かペンダントを作りたいと思い、ガラスを組み合わせてペンダントをデザイン制作いたしました。

 

このハチの巣の形の透かしは、糸鋸をやすりの様に使って表、裏と交互に少しずつ透かしていきます。
通常の種の形の透かしと比較しますと一つの穴の形が六角形になりますので、完成まで膨大な時間を費やします。
フィレンツェの工房でも今では手掛けるところが少なくなってきていると聞きます。

 

六角形同士の壁はできるだけ可能な限りに薄くしていきます。
六角形の透かし同士の壁となる金属の厚みは薄いのですが、段ボールの様な構造で上からの圧に対しては大変強度があります。
また透かしをした部分を淵で囲むことでより一層強度が出ます。

 

蜂の巣の模様を背景とするように、中心には立体的な花を閉じ込めたような装飾が入ったガラスをセッティングしています。
バチカンはペンダントの中のパーツに合わせて、連動するようなフォルムにデザインしています。
全面に透かしを施したジュエリーはレースの様にクラシカルでエレガントな軽やかさを感じさせます。

フィレンツェ彫りガムランボールのペンダント

Pendant-008

インドネシアのバリ島にガムランという青銅製の楽器があります。
その楽器と同じ響きを奏でるガムランボールという工芸品がバリ島にはあります。そのガムランボールをオマージュしたペンダントをつくりました。
treSensiの名前の由来(イタリア語で3つの感覚という意味)「視覚」「触覚」「聴覚」の内の、「聴覚」を楽しませてくれる音の鳴るジュエリーです。

 

バリ島で購入できるガムランボールは表面に粒の装飾でデザインを描いているものが多いのですが、このペンダントはボール本体をフィレンツェ彫りで装飾しています。

 

まずSetaとうシルクラインの装飾を施して、その上から小さな唐草の模様で雪の結晶のようなデザインを描いています。シルクラインの柔らかな輝きの上に、フィレンツェ彫りの細かな彫刻を施していることで、ボールが胸元で揺れるたびに優しい光の中でキラキラと彫りの装飾が輝きます。

 

トップの球体の大きさは15mmとボリュームがあるので身に着けて頂くと存在感を感じて頂くことができるかと思います。サイズバリエーションは10mmと15mmの二種類のサイズ、素材はシルバー925、K18イエローゴールド、K18ホワイトゴールドがございます。

 

※音色の大きさはボールのサイズに比例しますので、大きいタイプの方が音色の響きも大きくなります。

フィレンツェ彫りの透かしダイヤペンダント

Pendant-004

イタリアフィレンツェに住んでいた時に多くの教会で見た美しい窓の装飾。
街を歩くとふとした瞬間に教会を見つけて、魅かれるように入りいつまでもぼーっと見ていられるくらいの美しさでした。
教会の窓は、光を浴びると美しい陰影が作り出される空間の芸術作品。そんな窓の装飾をイメージさせるようなペンダントです。

 

こちらのペンダントは、ヨーロッパの伝統的な装飾の模様を透かし彫りしています。左右対称のデザインを配置して中央に向かって透かしの面積を広くしその中心に石をセッティングしました。中央に配置した石の周りはシンプルに透かしの面積を広くして空間を多くとることで石の印象を際立てます。その石を取り囲む様に植物と実の模様を透かしてフィレンツェ彫りで仕上げました。透かしは糸鋸をヤスリのように使い丁寧に模様の周りの空間を透かしていきます。強度を弱くしないように、どこの地金を切り離して、どこの地金を残すか考えながら透かしていきます。また見た時の透かしと地金のバランスもちょうどよくなるように・・・・

 

チェーンが通るバチカンには、フィレンツェジュエリーのモチーフでもあるアカンサスの葉脈模様を彫刻しました。

 

このペンダントはトップのサイズにが32mmと存在感のある大きさです。
全面透かしが入っているのでご想像よりも軽く身に着けて頂くことができます。

 

フィレンツェ透かし彫り ペンダントはこちら

 

フィレンツェ透かし彫りのダイヤペンダント

Pendant-003

フィレンツェの伝統的な技法、透かし彫り(Traforo Forentino)とフィレンツェ彫り(Incisione)を全面に施した、ボリュームと存在感のあるクラシカルなネックレスです。

Brooch-001と同様のデザインをベースにしながら、一回り小さいサイズの丸いパーツを組み合わせてネックレスに仕立てました。
上と下のそれぞれのパーツは、丸い小さな金具で連結してつなげていますので、身につけて頂くと体の動きに合わせて上下のパーツが、ユラユラとエレガントな動きを感じさせてくれる華やかなペンダントになっています。

 

Semino(セミーノ)という種のような形の透かしをまず最初に盤面にデザインし、ドリルで穴を開け糸鋸で透かしていきます。
その後、透かしと透かしの間に残ったダイヤ型の金属の余白部分にメレサイズの石を留めていきます。全部で34ピースの石を使用しています。
またフレーム部分の彫り模様は Brooch-001 の彫り模様とは違うデザインを彫刻しています。

 

パーツが2つあり、ボリューム・存在感もありますので、バチカンは付けずチェーンを直接本体と連結させたデザインとなっております。
トップのボリュームがありますので、チェーンをロングにしてお使い頂ければ、トップがとても際立ち胸元を印象的に見せる事ができるはずです。

フィレンツェ彫りのガラスペンダント

Pendant-002

ボロシリケイトガラスという強度の高い強化ガラスを中央にセッティングしたペンダントトップです。
イタリアフィレンツェに留学中に、デザイン制作した作品になります。

 

イタリアフィレンツェの彫金学校では、最初基礎的な作業からスタートします。
経験の有無に関わらず、最初は皆同じ場所からのスタートです。
加工の経験によって、それぞれ進む速度は変わってくるので、私は半年くらい経過してからようやく少しずつ自分のデザインした作品を作ることができるようになっていきました。

 

イタリアに居る事のできる期間は限られていましたので、たくさんのアイディアはイタリアへ渡る前から日本で準備していました。
こちらの作品は、フィレンツェでデザインした最初の作品であり、treSensiのシンボルの様な存在になっています。

 

中央には約10mmのガラス、そしてメレサイズの石を周りにバランスよく配置しました。
中央のガラスの周りには、空間の余白を設けています。
私はいつもジュエリーのデザインを考える時に空間の余白の美しさを大事にするようにしています。
そして、もう一つ心がけている事、それはジュエリーにはある程度の厚みを持たせたいと考えているので、ジュエリーの淵となる一番外側の場所には、ぐるっと囲むように取り巻きで石座を作りメレサイズの石を留めています。
ジュエリーの外側の部分に厚みの比重を持たせることで、手に持った時にしっかりとした存在感を感じて頂くことができます。