フィレンツェスタイル - treSensi - Page 2
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フィレンツェ透かし彫りのダイヤペンダント

Pendant-003

フィレンツェの伝統的な技法、透かし彫り(Traforo Forentino)とフィレンツェ彫り(Incisione)を全面に施した、ボリュームと存在感のあるクラシカルなネックレスです。

Brooch-001と同様のデザインをベースにしながら、一回り小さいサイズの丸いパーツを組み合わせてネックレスに仕立てました。
上と下のそれぞれのパーツは、丸い小さな金具で連結してつなげていますので、身につけて頂くと体の動きに合わせて上下のパーツが、ユラユラとエレガントな動きを感じさせてくれる華やかなペンダントになっています。

 

Semino(セミーノ)という種のような形の透かしをまず最初に盤面にデザインし、ドリルで穴を開け糸鋸で透かしていきます。
その後、透かしと透かしの間に残ったダイヤ型の金属の余白部分にメレサイズの石を留めていきます。全部で34ピースの石を使用しています。
またフレーム部分の彫り模様は Brooch-001 の彫り模様とは違うデザインを彫刻しています。

 

パーツが2つあり、ボリューム・存在感もありますので、バチカンは付けずチェーンを直接本体と連結させたデザインとなっております。
トップのボリュームがありますので、チェーンをロングにしてお使い頂ければ、トップがとても際立ち胸元を印象的に見せる事ができるはずです。

フィレンツェ透かし彫りのダイヤブローチ

Brooch-001

イタリアフィレンツェの伝統的な技法、透かし彫り(Traforo fiorentino)とフィレンツェ彫り(Incisione)を施したブローチです。

 

Semino(セミーノ)という種のような形の透かしを全面に施しています。
まず最初に盤面に透かしの数や大きさ・位置などをデザインして、ドリルで小さな穴を開け糸鋸で透かしていきます。種のフォルムの角までしっかりとエッジがでるように、髪の毛程の細さの糸鋸をヤスリの様に上下に動かしながら透かしていきます。
裏から表からと少しずつ透かしていくので、この透かし作業は大変時間と手間のかかるものなのです。
時間をかけて丁寧に作られたジュエリーは、使えば使うほど想いや愛情がこもっていきます。

 

透かしの工程が完了しましたら、次は透かしと透かしの間に残った金属の余白部分にメレサイズの石を留めていきます。トータルで25ピースの石を使用しています。
石を留めたり、透かしをしたり、彫りを施して金属に余白をつくらないのがフィレンツェスタイルのジュエリーです。

 

最後にブローチ淵の部分に、ペンダントのフォルムである円形を生かすような流線的なフィレンツェ彫りを施しています。

透かし彫りのジュエリーはレースの様にエレガントでクラシカルな雰囲気で、流行に左右されないデザインとなっているので、末永くお使い頂くことができます。

フィレンツェ透かし彫りのペンダント

Pendant-001

直径約18ミリの小さな球体全体に、種の形の透かし彫りを施したネックレスです。イタリアフィレンツェの彫金学校に留学中に制作した作品です。

 

まず板状の金属を球体制作用の金属型に乗せて、叩いて丸めて球体の形を半球ずつ作ります。
その盤面に透かしの数や位置・サイズを決めて、穴を開け糸鋸で一つ一つの穴を透かしていきます。
球体はカーブが強いので、平らな板状のものに透かしをするよりも透かしにくく、作業がしづらくなってきますので、丁寧に時間をかけて表から裏からと一つ一つの穴を透かしていきます。
透かし作業が終わりましたら、半球同士を溶接して球体の形を完成させます。

 

透かしと透かしの間に出てくるダイヤ型の地金の余白には、メレサイズの石を彫り留めで留めています。球体の中心部からペンダントの上下にいくにつれて、石のサイズはグラデーションのように小さくなっていきます。
小さな球体に留まった石はとても繊細で、ユラユラと胸元で揺れるたびにキラキラと光り輝いてくれます。

 

こちらのネックレスはバチカンの無いデザインで、チェーンは本体と一体化したクラシカルデザインです。チェーンと本体を繋ぐ円筒形のパーツも、全て手作りで制作しております。