直径約18ミリの小さな球体全体に、種の形の透かし彫りを施したネックレスです。イタリアフィレンツェの彫金学校に留学中に制作した作品です。
まず板状の金属を球体制作用の金属型に乗せて、叩いて丸めて球体の形を半球ずつ作ります。
その盤面に透かしの数や位置・サイズを決めて、穴を開け糸鋸で一つ一つの穴を透かしていきます。
球体はカーブが強いので、平らな板状のものに透かしをするよりも透かしにくく、作業がしづらくなってきますので、丁寧に時間をかけて表から裏からと一つ一つの穴を透かしていきます。
透かし作業が終わりましたら、半球同士を溶接して球体の形を完成させます。
透かしと透かしの間に出てくるダイヤ型の地金の余白には、メレサイズの石を彫り留めで留めています。球体の中心部からペンダントの上下にいくにつれて、石のサイズはグラデーションのように小さくなっていきます。
小さな球体に留まった石はとても繊細で、ユラユラと胸元で揺れるたびにキラキラと光り輝いてくれます。
こちらのネックレスはバチカンの無いデザインで、チェーンは本体と一体化したクラシカルデザインです。チェーンと本体を繋ぐ円筒形のパーツも、全て手作りで制作しております。