2016年10月20日
In
制作風景
クロスのウォレットチェーン
以前オーダーで制作したウォレットチェーンを修理しました。
普段メンズはあまり制作しないのですが、イタリアに行く前に制作した物で彫りの雰囲気が今とは少し違いますねえ。
クロスとチェーンを繋いでいるパーツが取れてしまったそうです。
新たにシルバーの板からパーツを切り出して、ロー付けしました。
ロー付け時に火を入れて、酸洗いすると銀はこんな風に真白になってしまいます。
磨けば、また光るのですが彫りを入れている部分、凹の部分は濁ったままになってしまいます。
また、このウォレットチェーンは結構ハードに使っていたようで彫りが少し平になっていたので再度全体を
彫りなおしました。全体を彫りなおすのは少し大変ですが、手間をかけたことで新品のような輝きを取り戻しました。
No Comments