ブローチ - treSensi
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フィレンツェ彫りのカメオペンダント

Order-011

展示会の際にご来場頂いたお客様のご注文品で、シェルカメオのペンダント・ブローチを制作しました。

 

カメオのルースは一つ一つ個性があり大きさも違う為、金属の枠も板をカメオに合わせたサイズで切って溶接、一つ一つ手作りで加工しています。
その為カメオのルースをいくつか展示会期間中にお持ちして、その中からお客様に気に入ったカメオをお選び頂きご注文後、制作に入るケースがございます。
こちらのペンダントも、制作用のカメオからお客様にお好きな物をお選び頂き、ブローチ兼用で使えるデザインでおつくりしました。

 

カメオに描かれた横顔女性のカールした髪、身にまとった花の装飾がとてもデコラティブな印象のカメオです。
フレームはそのデコラティブなデザインをより引き立てるような、幾何学的なシンプルさを持ちながらもより立体感を感じて頂けるような、少し深めに金属を彫り崩した模様を彫刻して、額縁のようなイメージで装飾していきました。

 

ペンダントのバチカンは折りたたんでチェーンを外せば、ブローチとしてもお使い頂ける構造になっています。
その折りたたみ式のバチカンには、フィレンツェ彫りのモチーフであるアカンサスの葉の模様を彫刻しまして華やかさをそえました。

 

フィレンツェ透かし彫りのダイヤペンダント

Order-006

イタリアフィレンツェの伝統的な技法、透かし彫り(Traforo fiorentino)とフィレンツェ彫り(Incisione)を施したペンダントトップ兼ブローチをオーダーメイドにてお作りしました。
素材は、K18ホワイトゴールド&イエローゴールドで透かし彫りを全面に施して、フレーム内側とバチカンにダイヤモンドを留めています。

 

以前制作したブローチBrooch-001を展示会でご覧頂き、こちらのデザインと同じタイプでお手持ちのチェーンを着けてペンダントとしても使えるようにしたいというのがお客様のご注文でした。
このペンダントはイエローとホワイトのコンビジュエリーで、縁のフレームはイエローゴールドで制作しており、ポイントカラーとしてジュエリーを引き締めています。その淵の部分には、ジュエリーの丸いフォルムに合わせた流線的な装飾のフィレンツェ彫りを彫刻しています。

 

バチカンは折りたたむことができる構造になっているので、チェーンを外してバチカンを後ろにたためばブローチとしてお使い頂くことが可能です。バチカンのデザインは本体の透かしのデザインに合わせた曲線的なフォルムになっています。
バチカンにもダイヤをパヴェ留めしており、トータル1カラットのダイヤモンドを使っているので、大変華やかにきらめく美しいクラシカルなジュエリーが完成しました。

フィレンツェ彫りのカメオペンダント

Pendant_Brooch-006

イタリアで制作されたシェルカメオを使用した、ペンダントトップ兼ブローチを制作しました。
こちらのシェルカメオ、彫刻されているエレガントな女性が小さな一粒石のネックレスを首元にまとっています。
なかなか今までに見たことのないカメオでしたから、見た瞬間大変気に入りジュエリーの素材として購入しました。

 

カメオのフレーム枠全体にフィレンツェ彫りを彫刻して、額縁のようなイメージで装飾しました。
また彫りの模様とカメオの間にもう少しメリハリが欲しかったので、より線を溶接したことで、よりクラシカルな雰囲気になったかと思います。
バチカンは折りたためる構造になっており、折りたたんでブローチとしてもお使い頂けるように制作しております。

 

私がいつも制作するうえで思うこと。カメオという素材は絵画の様で、その芸術作品を囲むフレームは額縁の様な存在となるようにデザインをしています。額縁は被写体を際立たせて、引き締める存在でなければと思っています。
絵画も額縁との組み合わせ次第でその良し悪しが変わってきます。
フィレンツェ彫りは繊細な模様を彫刻することができるので、カメオという素材と組み合わせる枠としては、とても素晴らしい技術だと思っています。


<SOLD OUT>

フィレンツェ透かし彫りのダイヤブローチ

Brooch-001

イタリアフィレンツェの伝統的な技法、透かし彫り(Traforo fiorentino)とフィレンツェ彫り(Incisione)を施したブローチです。

 

Semino(セミーノ)という種のような形の透かしを全面に施しています。
まず最初に盤面に透かしの数や大きさ・位置などをデザインして、ドリルで小さな穴を開け糸鋸で透かしていきます。種のフォルムの角までしっかりとエッジがでるように、髪の毛程の細さの糸鋸をヤスリの様に上下に動かしながら透かしていきます。
裏から表からと少しずつ透かしていくので、この透かし作業は大変時間と手間のかかるものなのです。
時間をかけて丁寧に作られたジュエリーは、使えば使うほど想いや愛情がこもっていきます。

 

透かしの工程が完了しましたら、次は透かしと透かしの間に残った金属の余白部分にメレサイズの石を留めていきます。トータルで25ピースの石を使用しています。
石を留めたり、透かしをしたり、彫りを施して金属に余白をつくらないのがフィレンツェスタイルのジュエリーです。

 

最後にブローチ淵の部分に、ペンダントのフォルムである円形を生かすような流線的なフィレンツェ彫りを施しています。

透かし彫りのジュエリーはレースの様にエレガントでクラシカルな雰囲気で、流行に左右されないデザインとなっているので、末永くお使い頂くことができます。