ピアス - treSensi
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イタリア フィレンツェ彫り一粒ダイヤピアス

Earrings-006

シンプルでクラシカルな一粒ダイヤのピアスを作りました。耳たぶに身に着けた状態で正面から見た時は、ダイヤのフォルムが中心となり、メインとして見えてくるので全体的にシンプルな印象となりますが、ダイヤが留まっている石座の側面全体にクラシカルな花びらの模様のフィレンツェ彫りを彫刻しています。

 

ダイヤを留めている爪部分の端からピアスポストに向かって、全体的にぐるりと一周囲むように模様を彫刻しているので、ダイヤがまるで柔らかな花びらに包み込まれているかの様な印象です。
キラキラと輝くダイヤが、石座に彫刻されたフィレンツェ彫りの模様の輝きに反射して、シンプルではありながらも輝きの相乗効果で、お顔の周りを上品で華やかな印象へと引き立ててくれます。

 

こちらのピアスはシンプルなデザインとなっているので、身に着けていく場所を選びません。
一粒だけ日常的に身に着けて頂いてもよいですし、ピアスホールが片耳に一つ以上ある場合は、他の大ぶりなピアスなどと合わせてコーディネートを楽しまれるのもおすすめです。

 

小ぶりな一粒ダイヤのピアスなので、デザインも主張しすぎず他のピアスと組み合わせた時にも上品かつエレガントに馴染んでくれます。

フィレンツェ彫りのピアス

Earrings-005

フィレンツェ彫りの技術を用いて、タイの仏教芸術のデザインを彫刻したピアスをつくりました。

 

イタリアフィレンツェの彫金学校で学んでいた時に制作したブレスレット(Bracelet-001)と同じ彫刻の仕方・同様の種類のタガネで模様を彫っています。
タイの仏教芸術のデザインを彫刻している為、一見すると和彫りの様なアジアンテイストの印象を与えますが、フィレンツェ彫りを彫刻するタガネを使って絵柄を彫刻しています。
フィレンツェ彫りの模様を彫る時よりも、線の強弱をより強調しながら筆で絵を描くかの様に、タガネを動かしながら模様を彫刻していきました。

 

このピアスは、銀の板に模様を彫刻してから、中のデザインのフォルムに合わせて板を切っていきました。
ピアスとしてある程度の大きさ・存在感が欲しかったのですが、デザインを彫刻した板のサイズが大きくなると、板の平面の印象が協調されて立体感が無く単調になってしまう恐れがあったので、デザインを半分に分割して、耳たぶに着けるパーツと下のパーツを丸環でつなげて揺れるタイプのピアスにしました。
そうすることで、ピアス本体の揺れる動きが協調され、デザインの単調さを無くして立体的な動きを感じて頂けるピアスになりました。
仕上げに黒く燻してアンティークの様な風合いに仕立てています。

 

フィレンツェ彫りタイ仏教模様のピアスはこちら

フィレンツェ彫りクロスピアス

Earrings-004

Semino(セミーノ)という種の形をしたフィレンツェの伝統技法である透かし彫りを、4か所十字の形に配置するとクロスのフォルムが浮かび上がります。その浮かび上がったクロスをモチーフとしたピアスをつくりました。

 

100年以上前に作られたアンティークジュエリーにもクロスがモチーフとされたジュエリーは多くあり、聖職者に限らず、身に着ける人を守ってくれるお守りのような存在として好んで身にまとわれる方も多くいたそうです。
私もイタリアに住んでいた時に国内国外、数々の美術館を回ったのですがクロスモチーフのジュエリーの数々を見てその華やかな美しさに目を奪われました。
クロスというと神聖なモチーフというイメージが先行しますが、多くの貴族の女性たちを華やかに彩ってきた様子が想像できるようでした。

 

treSensi オリジナルのクロスモチーフのジュエリーを制作したいと思い、まず最初にリングをつくりました。

 

フィレンツェ透かし彫り クロスリングはこちら

 

そして、こちらのピアスはリングとセットで使って頂けるようなおそろいのデザインで制作しました。
リングは、中央にルビーをセッティングしていますが、こちらのピアスは本体のサイズも大きくないので中央に丸い粒を溶接してアクセントとして立体感をプラスしました。
クロス本体に彫刻した彫りの模様は、リングと共通のデザインとなっており、クロスにはフォルムに合わせた模様を彫刻。
淵にはミル打ちを入れてクラシカルに仕立てました。

 

フィレンツェ透かし彫り クロスピアスはこちら

フィレンツェ彫りイヤリング

Earrings-003

私がジュエリーの技術を学んだイタリアの街、フィレンツェの紋章であるアイリス。
このアイリスの紋章は私がフィレンツェに住んでいた時、様々な場所で目にする機会が多くありました。
お店の看板や、街を走るタクシーのロゴマークなど、この紋章のデザインは常に人々の生活の中に存在し溶け込んでいました。
またフィレンツェには、毎年期間限定で公開されている美しいアイリスの庭園などもあり、アイリスは紋章とともにフィレンツェに住む方々に愛される存在の花となっています。

 

このようにフィレンツェの人々に愛される存在であるアイリスの紋章をモチーフに、フィレンツェ彫りを組み合わせた小さなピアスを制作しました。

 

アイリスの紋章には、小さなダイヤ型のパーツを丸環で組み合わせて揺れるデザインにしました。
アイリスのデザインは立体的なフォルムになるようにしたかったので、すこし深めにタガネを入れ彫刻をし立体感を出しています。
そのアイリスから下がる、ダイヤ型のパーツには唐草の模様を組み合わせてデザインを描いたフィレンツェ彫りの模様を彫刻しました。
その模様はSetaというシルクラインの上に彫刻しているので、身に着けて頂くと、揺れるパーツがキラキラ柔らかな光を放って輝きます。

 

※このピアスと同じデザインのイヤリングもございます。

フィレンツェ彫り アイリスの紋章ピアスはこちら

フィレンツェ彫りピアス

Earrings-002

蝶結びをモチーフにしたフィレンツェ彫りのピアスを作りました。
100年以上前に作られたアンティークジュエリーにおいて、蝶結びをモチーフとされたジュエリーは多く残っています。蝶結びは「絆」をあらわ蝶すモチーフとして女性達に大変人気のあるアイテムだったそうです。

 

アンティークジュエリーに添えられた蝶結びはとても柔らかいフォルムをしています。
このピアスも金属の固さを感じさせない様、裾は柔らかくなびくようにカーブさせ、蝶結びの結んだ輪の部分もふっくらとしたフォルムになるように意識しながら制作しました。
平面的なものではなく、本当にリボンを結んでいるかのような形を感じて頂けるように立体感を大事にしています。

 

蝶結びの結び目の中央には0.02ctのダイヤモンドを留めており、耳元でキラキラと美しく輝きます。
リボンには、Setaという絹の様に輝くシルクラインの彫りを入れて、リボンのサテンの様に柔らかで優しいテクスチャーを表現しました。
また、リボンの淵にはミル打ちを入れてよりクラシカルな雰囲気に仕上げています。
ルーペで見ないとわからない程の小さくて細かいテクスチャーですが、そういった部分へ細かい装飾を施すことで全体の印象や雰囲気を形作ることができますので、細かい部分まで手を抜かず装飾しました。

 

フィレンツェ彫り 蝶結びのピアスはこちら

フィレンツェ透かし彫りイヤリング

Earrings-001

透かし彫りをした10mmほどの小さな丸いデザインが揺れるピアスをつくりました。
デザインはとてもシンプルですが、この小さなピアスにはフィレンツェの伝統的な技法、透かし彫り(Traforo Forentino)とフィレンツェ彫り(Incisione)の技術が詰め込まれています。
お客様にまずは最初の一歩として、気軽にフィレンツェジュエリーの手作りの美しさを感じて頂けるジュエリーをお届けしたいと思い制作したものです。

 

丸いフォルムのパーツの中に、透かし彫りとフィレンツェ彫りでデザインを構成しています。
丸いフォルムに透かし彫りをすることによって、中央のダイヤ形のフォルムは4点の小さな接点でのみフレームと接してくっきりと形が浮かび上がります。
その形はまるで夜空でキラキラと光る小さな星のようだったので、このピアスには「Stelline」という名前を付けました。

 

フレームには三角形の模様彫り(Triangolo)、中央のパーツには星の輝きの様な模様を彫刻しています。
またこちらのピアスは表面と同様に、裏面までしっかりとフィレンツェ彫りを彫刻しています。

 

身に着けて頂くと、丸いパーツが揺れると同時に彫りの模様もキラキラと美しく輝きます。
小さなピアスですが、しっかりと存在感を感じて頂けるようなデザインとなっています。

 

※このピアスと同じデザインのイヤリングもございます。

フィレンツェ透かし彫り ピアス(イヤリング)はこちら