treSensi | 銀器博物館(Museo degli Argenti)
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銀器博物館(Museo degli Argenti)

イタリアのバカンス期間もあと少しで終わりです。
いつも行くお店が閉まってたりと、8月は観光するには適さない時期だと感じます。
私もジュエリーの学校が今月いっぱい夏休みだったので、今月は語学学校に通っていましたが来週から
ジュエリーの学校の休みが終わり、再び勉強をスタートすることができるのでとても楽しみにしています!

さてさて、前回のブログで私のお気に入り美術館をご紹介したのですが、今日も引き続きお気に入りの美術館を
ご紹介したいと思います。

フィレンツェにある多くの美術館・博物館の中でアンティークジュエリーが数多く展示されているのが銀器博物館です。
銀器博物館はピッティ宮・ボーボリ庭園に付属している美術館のひとつです。

メディチ家所蔵の貴金属品や銀器などの数々が展示されていて、大変見ごたえのある美術館です。

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Museo degli Argenti
Piazza de Pitti, 1, 50125 Firenze
美術館1階には主に銀器や貴石・象牙の加工品などが展示されています。

 

器の部分が玉髄(カルセドニー)という天然石を使って作られたグラス。
上部の淵の部分は金で縁取られエナメル細工で装飾されています。起源後1世紀ごろに作られたものです。

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こちらの杯も器部分は天然石をくり抜いて制作されています。
説明書きのキャプションを見忘れたのですが、おそらく瑪瑙ではないかと思います。
足の部分は銀の打ち出し技法で作られて、その一部はエナメルで装飾されています。

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そして、こちらは真珠母貝と銀で制作された器。貝は彫刻と金メッキで装飾されています。
説明書きには、Coppa a Salsiéra と記載されていました。Salsiéraは卓上用のソース入れの意味です。
当時の貴族が食事の際に使っていたのですね。貝と銀のコラボレーション、大変見事です。
1500年代中ごろに制作されたものです。

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こちらは1613年~14年に、ザルツブルグの工房で制作された器。
取っ手のデザイン(ドラゴンかサタンでしょうか)に合わせてエナメルが装飾されています。ユニークなデザイン。

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そして、この銀器博物館にはメディチ家最後の人物、
メディチ・アンナ・マリア・ルドヴィカの所蔵していたジュエリーの数々が
展示されています。彼女はメディチ家のすべての文化財をフィレンツェに寄贈しました。

こちらはそのコレクションの一部、18世紀初期の置物(玩具)。ゼンマイ式で動きそうな感じですが、どうでしょうか?
台座の部分にはダイヤなどの天然石が埋め込まれていて豪華な作りになっています。

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こちらもメディチ・アンナ・マリア・ルドヴィカのコレクションの一部。
最初はブローチだと思いましたが、ブローチ用の金具がついていなかったので、
飾り用の小物として使われていたのだと思います。
ルビー、ダイヤモンド、パールがセットされていて絢爛豪華な作りです。

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そして、こちらは動物シリーズです。バロック真珠を使って動物がユニークに表現されています。可愛いですね。

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古代ギリシャの神話の神、トリトンがデザインされたペンダントトップ。
説明書きはなかったのですが、フランドル地方の工房で制作されたジュエリーだと思います。

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銀器博物館のジュエリーコレクションの中で特に有名なのがこのカルティエ製のティアラです。
1900年~1910年ごろの品。プラチナ製で、ダイヤモンドとアメジストがセットされています。

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こちらは、パールの装飾が美しい時計三点。
左は渦巻きをモチーフとしてデザインされた懐中時計でおそらくジュネーブ製。19世紀のもの。
真ん中はハート形のネックレス時計で1879-1890年代のものでおそらくロンドン製。
右側はパール・パヴェで装飾された懐中時計で19世紀、ジュネーブ製のものだそうです。

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花飾りと小鳥をモチーフにデザインされたイヤリングとペンダントトップ。1870~80年代のもの。
マイクロモザイク(ローマンモザイク)と言って、細かいガラスで図柄を描いていく大変高度な技法が使われています。

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とっても小さな絵本のペンダントがありました。18世紀末ごろ、スイス製のもの。
絵本の表紙はエナメルで描かれています。そして、、、

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絵本の内側には、細かい線状の細工が施されていました!見えにくい部分にこの装飾、綺麗で感動しました。

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顔がデザインされた、ゴールド製のピアス(年代不明)。顔の黒い部分は黒檀で作られているそうです。
こんなユニークなデザインのジュエリーを見ることができるのも、アンティークジュエリーの魅力のひとつでしょうか。

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そして、こちらはカルロ・ジュリア―ノ(Carlo Giuliano)作のペンダントトップとピアス。
カルロ・ジュリア―ノは以前、私のブログでもご紹介したイタリアの宝飾師、カステラーニの弟子です。
カステラーニやジュリアーノが制作したジュエリーは今でもいくつかの美術館や博物館などに所蔵されています。
アンフォラ(Anfora)と呼ばれる陶器の器の一種をモチーフにしてデザインされており、
フィリグリー(Filigrana)と呼ばれる線細工で細かな装飾がなされています。

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本当に良いジュエリーを見ると目が癒されますね。
私は完成を磨くために、この美術館には時間を見つけては何度も訪れています。
もちろん、何度見ても飽きることがありません!

今日、ご紹介した以外にも銀器博物館には多くのアンティークジュエリーが展示されているので、
ジュエリーがお好きな方は是非足を運ばれてみてくださいね!

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