treSensi | カスターニョの「最後の晩餐」旧サンタポッローニア修道院
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カスターニョの「最後の晩餐」旧サンタポッローニア修道院

「最後の晩餐」と聞くとレオナルド・ダ・ヴィンチの作品を思い浮かべることと思います。
しかし、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品以外にも「最後の晩餐」と題された作品は多くあります。
イエス・キリストが処刑される前日の夜に、十二使徒と共に夕食を取った時の出来事が「最後の晩餐」と言われており、
特にその題材にちなんで、教会の食堂の壁画に多くこの風景が描かれています。

11世紀に創建された女子修道院、サンタポッローニア修道院の壁画にもアンドレア・デル・カスターニョ
(Andrea del Castagno)の「最後の晩餐」( Ultima Cena)が描かれています。
この修道院は1808年には閉鎖されて、現在はアンドレア・デル・カスターニョの美術館として公開されています。

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Cenacolo di Sant’Apollonia
Via XXVII Aprile 1, 50129 Firenze

 

入り口が少しわかりにくいところにあります。
サン・マルコ美術館の近くにありますので、同じタイミングで見る事をお勧めします。
サン・マルコ美術館には、ドメニコ・ギルランダイオ(Domenico Ghirlandaio)の「最後の晩餐」があるのでそちらと
比較してみても面白いですよね。

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入り口を入るとすぐ右手の壁一面に「最後の晩餐」が描かれています。
熱心なおじさま達がこの絵を見ながらずっと解説しあっていました(笑)

 

明快なコントラスト・遠近法を使って見事に描かれており、こちらから違う部屋を眺めているような気になります。
「最後の晩餐」の上部に描かれているのは「キリストの受難」が3つ。「キリストの復活」、「キリストの十字架像」、「十字架降架」。
上部と下部でかなり状態が違います。上部は光の影響を受けやすいのか保存状態が悪く、
過去に一度白く塗られてしまったそうです。
その後、白い部分は除去されたようですが除去する際に元の部分をかなり傷つけてしまったとのこと。

反対側の壁面には、「キリストの受難」を修復した際に下から現れた「ピエタ」(Pietà)の下書きが展示されています。

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こちらの席に自由に座って鑑賞できます。私もしばらく、この席に座ってぼーっと「最後の晩餐」を鑑賞しました。
こちらの美術館は入場無料です。平日は午前中しか入場できませんが、土曜日は午後までやっているようです。
(詳しくはサイトなどでご確認くださいね。)
同じ日に訪れたサン・マルコ美術館では人が多く疲れてしまったのですが、その後訪れたこちらの美術館ではほとんど
人もおらず、ゆっくりのんびり鑑賞することができました。

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