チョンピ広場の蚤の市(Mercato delle Pulci)
またまた先日、フィレンツェのアンティークマーケットに行ってきました。
チョンピ広場の蚤の市(Mercato delle Pulci)はサンタ・クローチェ教会(Basilica di Santa Croce)から
およそ300メートル北の方角にあるチョンピ広場(Piazza dei Ciompi)で毎月最終日曜日に開催されます。
通常毎日、この広場のお店でアンティークの骨董品が売られているのですが、
月の最終日曜日にはこれらのお店以外に、多くの出店が並びます。
ところ狭しとテントが並び、また売られているものも様々です。
全部3ユーロの投げ売りです。こういうところに掘り出し物があったりなかったり・・・。
古本のお店も数件出ていました。
アンティークのワインオープナーや栓抜きをメインで売っているお店。
中にはクルミ割りの道具もありました。
アンティークのおもちゃ屋さん。
どこの国でも電車は人気のアイテムなんですねえ。アンティークというだけあって、プレミア価格でした。
アフリカの工芸品でしょうか?
ジャンルを問わずに様々な品物が並ぶアンティークマーケットですね。
チョンピ広場に面するこの建物内にあるお店は、月末のアンティークマーケットの時以外にも営業しているようです。
建物の中にあるので、雨の日でも買い物を楽しめます。
そしてこのチョンピ広場にはヴァザーリ設計の魚の回廊(Loggia del Pesce)があります。
残念なことに現在修復の工事中で、屋根部分しか見えませんでした。
もともとこの回廊は、共和国広場に1568年に建てられたもので、この回廊の下には魚の市場がありました。
その後、都市計画に伴いこのチョンピ広場に移設されたそうです。
そして、チョンピ広場に面した11番のこの建物、ロレンツォ・ギベルティ(Lorenzo Ghiberti)が住んでいた家です。
ギベルティはルネサンス初期の彫刻家・金細工師で、ドゥオーモ付属のサン・ジョヴァンニ洗礼堂の「天国の門」を
制作したことで有名な人物です。扉の上部にギベルティの家であったということを示す看板がありました。
そして、今回の戦利品がこちら。アンティークの器やミニイーゼル、写真立てなどです。
ジュエリーのディスプレイ用に購入しました。
チョンピの蚤の市は毎月末開催されるので、近くですしこれからもちょくちょく覗いでみようと思います。
帰りの荷物が増えすぎないように注意せねば・・・・。
No Comments