群馬旅
23217
post-template-default,single,single-post,postid-23217,single-format-standard,stockholm-core-2.3.2,select-theme-ver-8.10,ajax_fade,page_not_loaded,,qode_menu_,wpb-js-composer js-comp-ver-6.7.0,vc_responsive

群馬旅

イタリア留学の際にお世話になった方に会いに先日、群馬へ行ってきました。

ここ最近、少し仕事の波が落ち着いてきたので約束していた方々に
会いに群馬へショートトリップしてきました。
なかなかプライベートの時間が持てないくらい忙しくしていたので
こういう旅ができるのは本当に久しぶりでした。

群馬に行くのは初めてだったのですが、新宿のバスタから高速バスが出ていて
2時間程度でとても気軽に行くことができましたよ。

今回群馬へは一泊だったのですが、約束まで少し時間があったので
どこへ行こうかなーと考えたところ高崎駅から電車で行ける
世界遺産にも認定された富岡製紙場に行ってきました!

 

高崎駅から電車でだいたい40分程。
電車往復と富岡製紙場の入場料がセットになったチケットを買って出発。

 

とても寒い日だったのですが空が晴れていてとてもきれいでした。
平日、閉館時間まで数時間というところだったので人も多すぎずゆっくり見て回れました。

 

入り口入ってすぐ正面にある東置繭所、乾燥させた繭を保存していた場所です。
群馬はとても乾燥していて空っ風が吹くのだそうで、たくさんある窓を開け放って繭を乾燥させたそう。

 

建物は木材で骨組みを組み、壁にレンガを使った「木骨レンガ造り」という工法。
レンガ積みの目地は漆喰だそうです。
私は大学で建築を勉強してたので、こういった建物にはいつも興味があります。

 

操糸所では繭から生糸を取る作業が行われていた場所です。
当時は電気がなかったので採光の為窓の開口が広く取られているそうです。
柱の無い広い空間を保つために、トラス構造という建築工法で設計されました。

 

繭から糸を巻き取る機械が並びます。

 

製紙場の女工さん達は当時住み込みで働いていて、診療所も併設されていました。
当時は医療費なども工場側が負担していたそうです。とても恵まれた環境で働いていたのですね。

 

指導者として雇われたフランス人のポール・ブリュナが家族と暮らしていた住居。
彼が帰国した後は洋裁を教える教室などにも使われたそうです。

 

長い煙突。周辺の環境に配慮して煙突を長くしたそうです。

 

西置繭所は保存修理の為に工事中で中は見学できませんでした。
外壁は全て幕でおおわれて幕には外壁の写真が描かれていました。

 

富岡製紙場の機械を動かす動力となったブリュナエンジンの復元機。
工業機械用の原動力としては日本で最古のものだそうです。

 

今回ガイドさんによるツアーの最終回になんとか間に合い、お話を聞きながら見学したので
とても有意義な時間を過ごすことができました。料金は200円。見学の際は是非参加を
おすすめしますよ!

 

見学が終わって再び高崎行の電車に乗ってホテルにチェックイン。
夜はイタリア時代の語学学校の友人が前橋に今年オープンした
イタリアンのお店に行ってきました。

場所はバラ園のすぐそばです。内装や使っている食器まで完璧にこだわりぬいた
素敵な空間のお店でオーナーでもあるシェフが腕をふるっています。

—————————————-

DAL CUORE
http://www.localplace.jp/t200312671/

—————————————

どのお料理も本当に美味しかったです!
食材もオーガニックのものを使ってるそうです。
前橋に行かれる機会のある方には是非おすすめしたいお店です。

写真はコースのお料理の一部。
たくさん食べて、呑んで、イタリア時代の話でとても盛り上がり素敵なひと時を過ごせました。

 

今日は、久しぶりに長い旅ブログを書きました。イタリアにいた時以来でしょうか・・・・。
なかなか時間がないとこういう記事も書けないのですが、旅の記録は
できるだけ残していきたいと思っているので書ける時には書いていきたいと思います!

 

 

 

 

 

No Comments

Post a Comment

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください